TOP主催者著作あなたは親を安心してあずけられますか?  
■主宰者著作  
   

イ.タイトル
 
   「あなたは親を安心してあずけられますか?」

    元介護職員が明かす、
    誰も知らなかった特別養護老人ホームの実態! !


ロ.出版社


 出版社名 :(有)南々社
 代表    :西元俊典
 住所    :広島県広島市東区山根町27−2
 電話    :082−261−8243
 FAX     :082−261−8647
 E-mail    :renn@cisent.or.jp
 ホームページ:http://www.galilei.ne.jp/nannansha/

あなたは親を安心してあずけられますか?
ハ.内容  これでいいのか介護施設

巻頭
  良い施設を選ぶための100のチェックポイント
序章
  親とは、この上ない大切な宝物
第1章
  在宅? それとも施設?
第2章
  充実した介護よりも経営優先
第3章
  あってはならない親族経営
第4章
  問題のある現場職員たち
第5章
  危険がいっぱいの施設内
第6章
  施設内には拘束があちこちに
第7章
  お年寄りの生活よりも職員の都合・事情が優先
第8章
  他の機関との繋がりがあって、余計なこともしなくては
第9章
  介護保険がもたらした弊害
第10章
  こんな施設なら少しは安心かもしれない

ニ.著書からの抜粋

〜「本文より抜粋」〜

「母親の方が、車椅子に合わせればいいんですよね」
 
 「ちょっと主任さん、私の母親の車椅子、見てくださいよ。窮屈そうでしょ。車椅子に座らせてもらってもすぐにベッドに戻りたがるんですよ」と、週に二、三度は遠いところから橋爪さんの面会にやってくる、娘さんの田口さんが、私を呼び止めて話しかけてきた。橋爪さんは車椅子の上だった。
 田口さんはなかなかうるさい人で、私の姿を見つけては不平不満を言う人だった。でも指摘する内容は、いつも的確で、この不平不満によって、私はいつも「施設に親を預ける家族の思いや願い」を直接学習することができていた。
 ある時その田口さんが、「苑で備え付けているこのポータブルトイレなんですが、母親は背が高いほうじゃないから、使いづらそうですよ。それに母親は座っているときに後ろに反ってしまう癖があるでしょ、これじゃー危ないですよ」と、私に指摘したことがあった。
 介護にあたっていた寮母も私も、そんなことは考えもしないで、苑の備え付けのポータブルトイレでよし、としていた。田口さんは、自分の母親をたびたび面会しながら、自分の愛する親に対する些細な願いを、私を通して訴えてきた、私にはそう思えた。

ホ.価格

   定価:本体1600円+税

ヘ.発売

   2003年10月吉日

ト.購入方法

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